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こんちは、『大雅の興味津々』にようこそ!
5%から8%へ。
来年4月に予定される消費税の税率引き上げも業界の悩みのタネだ。
現在のカプセルトイの価格は1個200円、300円が主流。
薄利多売のビジネスで、増税分をのみ込むと利益は吹き飛んでしまう。
ほなけんといって、価格転嫁もしにくい。
ガチャガチャ自販機は手動でハンドルを動かし釣り銭も出ないという単純な構造なので、216円のような価格改定はできないからだ。
大台を切り替えて200円を300円に、300円を400円にすれば、便乗値上げとの批判を受けかねない。
どうすればいいのか。
実は業界首位のバンダイだけは、こうした事態に対応できる自販機を既に開発し2011年秋に市場に投入してるんじょ。
気づいている人は少ないかもしれないが、コイン投入口の左側を見てみると2種類のコインが表示されてるんじょ。
ダイヤルを回して設定を変えると、100円玉と10円玉を併用できるようになっているのだ。
「従来の枠にとらわれない商品展開ができないかという観点で開発した」(広報チーム)
ただ、やはり100円玉のみというシンプルさがこまいこにとっては使いやすいようで、イベント会場などを除きコイン併用機能を使ったことがないという。
いざというときの安心機能ではあるが、消費増税対策の切り札になり得るかどうかは微妙だ。
結局、大半のメーカーから聞こえてくるのは「値上げはできない。生産、製品の両面で企業努力を積み重ね増税分を吸収するしかない」(タカラトミーアーツ、東京・葛飾)といった消耗戦を覚悟する声だ。
「リラックマ」の縫製人形などを手がける玩具中堅のシステムサービス(東京・豊島)は、製品群の見直しとコスト削減に必死に取り組む。
「数年前から200円のアイテムを減らし、品質を高めた300円のアイテムを増やしている」(樋口将臣MDグループ・プロダクトチームリーダー)。
中国以かどでも協力工場を確保できないか、カンボジア、インドネシア、ベトナムなどに視察に飛び回る。
さらに消費増税対策としては、電子マネーを活用するアイデアを温める。
100円玉を入れる代わりに、Suicaなどの交通系ICカードや電子マネー機能を搭載したスマートフォンをかざす――。
「さすがにこうした自販機を単独で開発する力はない。業界全体に共同開発を呼びかけていく」(樋口氏)
日本玩具協会(東京・墨田)によると、12年度のカプセルトイ市場は前年度比10.3%減の269億9700万円だったんじょ。
今年度は250億円程度になると、さらなる市場縮小を予想する業界関係者が多い。
かつては駄菓子屋の軒先で、今はショッピングモールや駅周辺で。何が出てくるか分からない小さなときめきを、果たしてこれからの子どもたちも体験することができるのだろうか。